私は右のほうが好きです。
先月から、エコロジー・オン・ラインというNPO主催の「環境基本講座」を受講している。
今日はその第二回で、お題は「LOHAS」だった。
いま流行りの言葉、らしい。
新し物好きの私も、今年の始めごろ、いまやめったに読まなくなったファッション雑誌で
この言葉を目にしたとき、エコロジー、自然派、オーガニック、ヨガ、スローフード・・・
などという私の興味をそそる言葉が並んでいるので
「なになに、これがいまブームなの?」と興味をそそられた。
でもその後あらゆる雑誌や広告でLOHASの文字をみかけることに気づくと、
本当のところLOHASとはなんなの?どういう意味なの?
ブームになっていいものなの?と色々な懐疑心を持つようになっていた。
Life of Health and Sustainability(LOHAS)
今日の講座は、仕事の都合で途中からしか受講できなかったのだが、
LOHASが「持続可能で、健康的な生活を送る」という意味を持つ以上、
ブームとして取り上げられるべきものではないぞ、というのはよくわかった。
(ブームは一過性のものであって、相反するのだ!)
そこで浮かんできたLOHASの定義とは;
地球の将来を見据えながら、できる範囲で環境に配慮した生活を営むこと。
体と精神の健康に気遣い、大量消費社会や貨幣経済に踊らされることのない
ゆったりとした暮らしをすること。
こういったライフスタイルであった。
奇しくも、私は3年前から田園ライフを送っており、
田舎に住むことの不便さもあるけれど、ここでのゆったりした生活から得られることの
すばらしさも非常に実感している。
旬の野菜しか並ばないけど、抜群の鮮度を誇る直売所。
近所のトマト屋さんは、トマトソースを作るといえば熟して売れないトマトを分けてくれる。
夏には庭にアオガエルがやってくるので、窓を開けてお風呂に入り、
天然のヒーリング・ミュージックを聴きながらリラックス・タイム。
季節ごとによって変わる風や温度の変化の微妙な違いがわかる。
などなど、都会で疲れた体を芯からほぐしてくれるものがここにはある。
自然のリズム。ゆっくりた時の流れ。
ここにいると、こうした環境を守りたいと思うのは当然のことになってしまう。
でも、もしかするとそれは、私が都会育ちだからこそ感じるのかもしれない。
都会も知っているし、幼少の頃大自然に囲まれた土地で暮らしたこともあるから。
高校生の頃から「ナチュラル・ハウス」が大好きだった
元来ナチュラル志向の私だから、やはりLOHASといってブームになるのは
若干違和感を感じる。
いまさら?と思いもする。
でも、やはり今だから、なのだろう。
環境破壊、地球温暖化の深刻さは誰しもが感じているはず。
一人ひとりが少しでも地球に気づかうことで、
50年後の地球環境はものすごく変わってくるものだから、
どこからでもいい、LOHASな生活を取り入れることで
地球にやさしい行動を、一人でも多くの人がしてくれるとこのブームも意味がある。
本気のLOHASピープルが増えることを祈る。