
毎週末、西巣鴨の「にしすがも創造舎」で開催している子供向けワークショップ
「ギロンと探偵のいる2年1組」は、その後リピーターや口コミ客も増え、ちゃくちゃくと広がりをみせています。
廃校になった中学校の校舎を利用しているので、その名残で「2年1組」というのですけど、
教室がいっぱいになるくらいの親子が、ギロンと探偵さんがおりなすさまざまなワークショップを体験しています。
上の写真は、2年1組で開催している「ワゴンでどこでもカフェ」。
探偵さんの好物の飲み物や、オリジナルの飲み物などをこのワゴン(給食運搬用のワゴンです!)で販売してます。これには、私のアイディアけっこうつまってます。2年1組のほんわかした空間に、かなりマッチしてます!!
*******
ワークショップってどんなことをやるのだろう?と思っている方に。
たとえば、先週末は「劇の絵本をつくる」というテーマのワークショップでした。
まず、ワークショップ全体が始めから終わりまで「ギロンと探偵」の劇の中に入り込む形で進められていきます。参加者も劇の中に入って、探偵さんと一緒に行動することになるのです。
前回は、探偵さんの元に届いた手紙(探偵さんなので、依頼などの手紙が届くのです)に「劇をつくれ」というなぞの指示が書かれており、2手に分かれて与えられた4つのテーマの寸劇を作りました。
グループに分かれてテーマを見る → みんなで相談。ときどき練習。 → 寸劇を考える → 披露する
こうしてできあがった4つの寸劇を、最後に探偵さんがくっつけてひとつの劇にまとめるという内容でした。できあった劇(といっても3分くらいの)はちょっと不思議な絵本のお話のようでした。
参加者は2歳の子供からおとうさん、おかあさんまでで、どちらかというと大人が楽しんでいた感じ。童心に返って、子供と同じ目線でギロンと探偵ワールドに入り込んでいました。
そういうときの大人の顔っていいですね。キラキラと輝いてました。
他の回では「冬の絵本」というテーマで、校庭に「冬」を探しに行き、紙袋に詰めて教室に持ち帰り、お互いみせっこするというものもありました。
「冬をあつめる」というポエティックなニュアンスを、なんの抵抗もなくしっかり受け止めて、「冬をあつめたよーー」「冬はどこにあるかなーー」「もっと冬をあつめたーい(涙)」
という子供たちの反応には驚かされました。
こどもってすてき。
******
会場の2年1組は、午前中のワークショップが終わると子供と親が絵本を読んだり遊具で遊んだり出来るスペースとして自由解放しています。
先々週、ワークショップからずっと午後まで遊んでいった方からとてもうれしいメールが来たのですが、そこには「以前にもまして、娘と笑顔で向き合うことができる」、2年1組でいつもと少しちがった親子のふれあいをすることで、「家に帰っても、続きをやってるみたいでいられます」と書かれていたのです。
お会いしたところ、たぶん普段から無理なく子供との時間を共有できている方だな、と感じたのですが、それが一層いい形になっているようで、すごくうれしくなりました。
アートは、一般に理解されにくいものなので、何のためにやっているのか口で説明することが難しい場合が多いのですが、このように感じてくれる方がいると本当に「やっててよかった!」と思います。
少しでも多くの親子が幸せになること手伝いを、アートを通してできるといいです☆